中学1年の新聞日記♯76

非戦託す 寂聴さんの遺言

今日のポイント

いつものように知友の死が報じられる

病気と聞いてもお見舞いにいく元気がない自分に呆れる

いい戦争などない

戦争に負けて自分の愚かさに気づいた

命ある限り戦争をするなと語った

今日の感想

今日は僕の好きな瀬戸内寂聴さんの記事です。 寂聴さんが生まれたのは、大正時代の戦争の真っ最中でした。 知友が死ぬなんて日常茶飯事でした、 そんな中で生き抜き、99歳という年月を生きた寂聴さんは、 すごいとしか言いようができません。 そんな寂聴さんは、友達が病気になっても お見舞いに行く元気がない自分に、呆れていたそうです。 すごいと思いませんか? お見舞いに行けない自分に呆れるなんて、僕は行こうとも思わないと思います。 誰かのことを思って動ける寂聴さんは、本当にすごいと思います。

寂聴さんは戦争の時代を生きていた中で、 戦争をしていた自分は愚かだという風に思ったそうです。 だから戦争は絶対にいいものでもないといっています。 僕もそう思います。 戦争をしたら、毎日のように誰かが死んで、 その中に友達や家族最悪自分が死んでしまう戦争になんの意味があるのか、 やったところで何かしてくれるわけでもないただ犠牲が出て偉い人だけが得をする、 なのに何もしてもらえない人は、命をかけて戦う。 そういう何の得もないものはしない方がいいと思います。 誰もとくをしない。 だから世界は、もっと平等でないといけないなと思います。